学校法人津田学園 津田学園中学校・高等学校(中高一貫六年制) 津田学園高等学校

創立年月日 1972年1月29日 所在地 三重県
校種 中学校/高等学校

学校法人津田学園は昭和47年1月設立、同年4月四日市市笹川の地に幼稚園を開園し歴史を刻み始めました。現在は、五つの幼稚園・小学校・中学校・高等学校・進学塾・スイミングスクールをはじめとした各種スポーツクラブ、同時に芸術・文化振興を目的とする各種教室を開く総合学園として発展しています。 おかげさまで令和4年度に創立50周年を迎えました。目指す津田学園の未来像の実現に向けて、「Tsuda Vision 50」を掲げ、日々邁進しています。

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津田学園中学校・高等学校(中高一貫六年制)
 本校が先進的に取り組んできたアクティブラーニングや教育ICTを中心とした授業改善の成果が様々な教育活動の中に表れてきました。探究活動においても6年間を通した「探究プログラム」を策定し、フィールドワークで学ぶ「サタデー楽習」、企業研究員から直接ご指導をいただく「サイエンスクラブ」などの活動を展開。さらに、グローバル・マインド育成も推し進めており、15日間のオーストラリア海外グローバル研修を実施。多様な価値観を伝え合い理解する体験は、グローバルな視野やコミュニケーション力を育む機会となっています。これからも本校では、自由な発想やフロンティア精神を持って自らの夢を実現させるために生涯にわたり精励できる人物の育成に努めてまいります。

津田学園高等学校
 変化の激しい未来を生き抜くため、学校教育には新たな学びが求められています。本校ではアクティブラーニング型授業を展開し、全国的にも最先端をゆくICT環境を活用して、深い学びを実現しています。また、世界で活躍する力を培うグローバル・マインド育成を推し進めるなど、新たな時代を見据えた教育に挑んでいます。一方で、いつまでも変わらない教育の本質として、道徳教育を根底に据えています。他者に対する畏敬の念を育み、自律した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養います。これらの教育を通して、未来を切り拓く人材を育成していきます。
求める人物像

津田学園の求める職員像

次世代を担う子どもたちの教育に携わることは、多くの困難と重い責任を背負うものですが、一方で何よりも大きな感動や充実感を得ることのできる最も崇高な任務の一つです。
津田学園では価値観を共有し、共に喜びを分かち合える、以下のような人材を求めています。

<高い倫理観・道徳性と豊かな人間性を備えている人>
社会人として生きていくための社会的常識を持ち合わせ、その上、人を教え導く教育者として、われわれ日本人がこれまで培ってきた高い倫理観・道徳性と豊かな人間性を備えた人を求めます。

<強い使命感を持っている人>
教育者として、目の前にいる子どもたちへの深い愛情と次世代を担う有為な人材を育成することに対する強い使命感を持っている人を求めます。使命感は、あらゆる困難に立ち向かっていく活力の源泉です。

<深い専門性と実践的な教育力を備えている人>
子どもたち一人ひとりの持つ無限の可能性を引き出し、伸張させて行くためには、深い専門性と実践的な教育力が必要です。常に自らの専門性と教育力を高めようとする向上心ならびに自省心・謙虚さを兼ね備えた人を求めます。

<主体的に考え、自ら行動し、努力を惜しまない人>
現状に満足することなく、常に目的意識・問題意識を持って課題を発見し、その課題を自ら解決しようとする「主体的に考え、自ら行動し、努力を惜しまない人」を求めます。困難に直面しても、その課題に対して後ろ向きになるのではなく、「何としても改善・解決してやろう」という真摯でひたむきな情熱をもって向かうことが必要です。そうすれば、周りの人々の共感と連帯意識が得られ、成果につながります。

<フロンティア精神に富んだ人>
津田学園は、常に、より質の高い教育の提供を目指し、フロンティア精神を掲げながら前進を遂げてきました。これまでの既成概念や自身の経験にとらわれることなく、自らの可能性と共に、津田学園の未来に向けた無限の可能性を信じつつ、津田学園の新しい価値(魅力)の創造に向かって邁進できるフロンティア精神に富んだ人を求めます。

本校教員の仕事の紹介

津田学園は、皆さんの力を最大限に発揮できる環境があります。

ICT機器を駆使した先進の授業方法が身につきます。
・全国有数の教育ICT先進校として、ICT機器を活用した授業方法の習熟が進んでいます。
・電子黒板とiPadやChromebookと連動した授業は、教職員の授業力向上に役立っています。アクティブラーニング型授業の実践には不可欠であり、授業の幅が広がります。
・授業教材はPCサーバー上に保存され、教職員同士の共有が可能です。教材の共有化によって教材研究の時間短縮・削減や、業務効率化をすすめています。
・ICT機器を苦手とする教職員が無理なく使いこなせるように、手厚いサポート体制があります。

教職員としてレベルアップできる体制が整っています。
・教職員研修は教育分野に限らず、一般企業のビジネスマンが学ぶ内容も多くあります。教職員という限られた世界にとどまらず、社会人として必要なスキルを磨くことができます。幅広い視野で俯瞰的に物事を捉えて指導する力が養われます。
・授業力向上研修では、授業改善研究の専門家から直接アドバイスを受け、授業をより良くするための具体的な方法や、理論を学んでいます。

総合学園の強みを活かした相互連携がさかんです。
・総合学園である津田学園は、子どもたちの異年齢交流がさかんです。教職員も様々な年齢の子供たちとの触れ合いによって、自身の教育観を磨く良い機会となっています。
・教職員は部署を超えて相互に学びあい、それぞれの良さを教育に還元しています。教育ICTの活用や、アクティブラーニング型授業の工夫など、児童生徒の学力向上につながる意見交換を活発に行っています。

教員インタビュー

配属:中学校・高等学校(六年制)
出身大学:神戸大学 卒
採用年度:令和5年度採用
津田学園では教育ICT機器の活用に力を入れています。例えば、電子黒板上で教職員や生徒が解いた問題は、生徒のChromebook内のアプリとリアルタイムで共有されます。解答の書き込みも自在で、生徒にとっても自分と異なる解法を知るなど多角的な理解につながります。また、家庭学習の際にも、授業の振り返りが容易で知識の定着が進みます。このように、生徒の学習理解を促すために電子黒板とChromebookが連動した授業が展開されています。また、「問題が解けるようになった」、「内容が理解できた」という生徒の言葉は、自身のモチベーションを大いに高めます。これからも生徒一人ひとりの個性に合わせた授業づくりを心がけ、生徒の学力向上に努めます。

教員インタビュー

配属:高等学校
出身大学:首都大学東京 卒
採用年度:平成30年度採用
私は昨年、初めて高校3年生の担任をし、受験に向けて進路研究に没頭する1年でした。生徒の適性を見極め、生徒の持つ力を最大限に引き出せる受験方法を提案し、受験を共に乗り越えてきました。卒業式の時、保護者や生徒からの感謝の言葉に達成感と嬉しさがこみ上げました。
推薦入試において多様な入試が増えました。生徒の進路実現をサポートするためには、生徒の学力を高める授業力の向上はもちろん、生徒の未来を広げる進路指導力を身につけたいと考えています。私は、生徒のやる気を引き出すような教職員を目指し、これからも研鑽を重ねていきます。

教員インタビュー

配属:中学校・高等学校(六年制)
出身大学:三重大学 卒
採用年度:平成31年度採用
私は津田学園に入職して、実行力が身につきました。津田学園は、子どもたちの無限の可能性を信じて引き出すことをとても大切にしています。建学の精神を基にして、自分の教育に対する信念を曲げずに、どのように授業や行事に対して取り組むか試行錯誤する毎日です。また、生徒のために何か行動したいと考えたとき、教職員の自主性を尊重し、年齢や経験を問わずバックアップしてもらえる環境があります。学校行事の活性化や、イベントの起案など、様々な提案を行い実行してきました。そのような経験を積み重ねた結果、今の自分があります。職場としてだけでなく、教育の現場としても魅力的だと感じています。

教員インタビュー

配属:高等学校
出身大学:宮崎大学 卒
採用年度:平成30年度採用
試行錯誤の連続で思うようにいかないことは多々ありますが、自分の理想とする教師像に近づくために努力する毎日です。生徒の持つ力を引き出すためには、それぞれの性格を踏まえたアプローチ方法を心がけ、時にはあえて遠くから見守るなど根気強さも必要です。そのためにも、授業中だけでなく休み時間や放課後の様子をよく観察し、些細な変化を感じ取るように努めています。その結果、生徒が自分の力を必要としたとき、すぐに対応できるようになってきました。
生徒が日々の小さな努力を積み重ねた結果、大きな目標を達成したり、些細なことでも共に喜ぶことができたりした時に、教師としてのやりがいを感じています。

奨学金返済支援制度

奨学金返済の負担を軽減し、教職員が安心して業務に専念できるよう奨学金返済支援手当として、満30歳の年度末まで毎月の給与で月額1万円を支給します。
・令和5年度実績22名