学校法人瓜生山学園 京都芸術大学附属高等学校

創立年月日 2019年4月1日 所在地 京都府
校種 高等学校

「ええかげん、変わりたいわ。」 この一言は、本校を受験したひとりの生徒が、つぶやいた言葉です。 やりたいことを見つけたい。 苦手なことにチャレンジしたい。 ホントは「もっとガンバれる」って思ってる。 モヤモヤした自分から本当の自分へ、いいかげん、変わりたい。 そんな風に思っている生徒が、ほんとにたくさんいます。 私たちは、2019年に開校したばかりの、まだ新しい学校ですが、そんな風に思っている生徒を応援する為に、日々努力しています。これまでの、そして現在の教育の常識にとらわれることなく、生徒自身の成長や変化の為に、私たちができることは何か。 学校は、もっと時代に沿って、生徒たちに寄り添って、変化していってもいい筈です。 学校は、「変わりたい」と思っている生徒の為に、「変わらなければならない」のです。 私たちは、新しい学校の創造にチャレンジし続けていきたいと思っています。 そういった思いも込め、2025年4月には、通学タイプの「普通科」に加えて、オンラインタイプの「じぶんみらい科」を新たに開設しました。

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本校は芸術大学の附属高校ですが、設置学科は芸術系ではありません。しかし、教育の根底に流れているのは、芸術の根本である「自己表現」「他者理解」という考え方です。じぶんらしくあると同時に他者も大事にするという考え方を、教育や生徒指導の基盤としています。

「対話型授業」の導入(普通科)
 普通科では「対話型授業」という教育手法を取り入れています。正解のない問いに対して、生徒同志が意見を出し、聞きあう。そして合意形成にたどり着く。それは、これまでの、ひとつの正解をもとめてきた勉強の仕方とは対極にある教育手法です。ここでは、絶対的な正解は存在しません。それぞれの意見の良さを認めあい、よりより考え方にたどり着くことに重きがおかれています。

デザイン思考を身につける「創造科目」(じぶんみらい科)
 じぶんみらい科の最大の特徴は、大学の特徴的な授業である「マンデープロジェクト」をベースとして、課題の解決方法を考える上で必要となる「デザイン思考」を学ぶ創造科目(学校設定科目)があること。知る・探る・考える・創る・伝えるをキーワードに、生徒が自分の中にあるデザイン思考に気付く事を大切する。探究科目との連携の中で、身近な社会課題を発見し、他者とともにその解決方法を考える力を身につけられるようにプログラムされています。

「通信制高校」の仕組みを生かした新しい教育スタイル
 本校では通信制高校の仕組みを使う事で、学び方や高校生活に対する新しいスタイルを生徒たちに提示しています。普通科では週3日の授業日を基本に自分で登校日数を決められる仕組みや、じぶんみらい科ではライブ授業をふんだんに取り入れ楽しく学習が継続できる仕組みを取り入れています。生徒たち自身が活動内容を決定し自主性を育くむ同好会活動など、全日制では実現できない新しい学校の姿が本校にはあると思っています。

「安全・安心」を生み出す教員
 私たちは、学校が生徒にとって「安全・安心」な場所であることを大切にしています。それは、「先生が相談に応じてくれる」「相談できる友達がいる」といった心理的な側面です。本校の先生は、生徒にとって、学校生活や将来のことを一緒に考えるパートナーであって欲しいと思っています
学校法人名
ウリュウヤマガクエン学校法人瓜生山学園
学校名
キョウトゲイジュツダイガクフゾクコウトウガッコウ京都芸術大学附属高等学校
校種
高等学校
建学の精神
「藝術立国」
建学の精神の説明
 学校法人瓜生山学園は、学園創設者である德山詳直が提唱した“宇宙の万物の調和ある共存をもとに芸術の力で世界平和を実現しよう”という「藝術立国」の理念のもと、他者を思いやる「想像力」と、新たな価値を生み出す「創造力」を育み、その力を社会に役立てることのできる人間の育成をはかり、社会課題の解決と世界の平和に貢献することを使命としています。
 この「藝術立国」の理念のもと、教養教育、基礎教育、専門教育の全てを通して「人間力」と「創造力」を育み、特色ある教育手法と社会連携による実践的な学びによって、新たな価値を社会に発信し続けることのできる自立した人間を育成し、設置校および各教育課程の間で教育手法、教育成果を共有し、学園全体の教育力向上に取り組んでいます。
 同時に、開設当初より、世代、地域を超えた教育の提供をも目指しており、設立30周年を記念して宣言された「藝術立国」の中でも、「新たな30年の展望」のひとつとして、「世代を超え、地域を超えた芸術運動を目指す」と記されています。
 短大、大学の設立に続き、通信教育部の設立により世代・地域の枠を越え、2019年には念願であった高校の設立に至りました。現在では全体で24,000人を越える在校生を数える学園になりました。それでも、学園の歩みは、まだまだ道半ばです。これからも「学生ファースト」の視点を大切に、世の中の常識にとらわれず、チャレンジし続けていきます。
教育方針
<教育の目的>
「想像力」と「創造力」 を理念とした教育活動を通じて自己効力感を育み、自己の未来に対して自信をもってチャレンジできる生徒の育成を目的とする。

<教育方針>
10年後、いきいきと社会参画できる人材を育成する

本校は、校名からわかる通り、芸術大学の附属高校ではありますが、個々の芸術表現の技能や知識の修得ではなく、芸術や表現活動の根本にある考え方を、より多くの生徒に伝えたいと考え、「普通科」「じぶんみらい科」のふたつの学科を設置しています。

その根本にある考え方とは、
「自分を表現すること(自己表現)」「周りのひとを理解すること(他者理解)」
のふたつです。

「自分の考えを相手に伝えながら、相手の考えにも耳を傾け、その違いを互いに認め合う」

芸術の根幹に流れるこの考え方を、これからの社会を担う多くの人に身に着けて欲しいと願っています。

更に、ただ高校の卒業資格を得る為を目的とせず、生徒が将来必要となる力を身につける為のカリキュラムを追求しています。
10年後、卒業後の生徒がいきいきと社会で暮らしていける能力を身につけて欲しいと願っています。
理事長名
徳山 豊
校長名
鈴木 克治
所在地
〒606-8252
京都市左京区北白川上終町24 京都芸術大学 創々館 2階
地図
電話番号
075-791-8079
メールアドレス
koukou@office.kyoto-art.ac.jp
学校HP URL
https://shs.kyoto-art.ac.jp/
学校種別
共学校
生徒数
635 人
教職員数
50 人
学科
普通科
関連校
京都芸術大学
京都芸術デザイン専門学校(併設校)
京都文化日本語学校(併設校)
認可保育園 こども芸術大学(併設校)
東北芸術工科大学(姉妹校)