学校法人 安田学園は、1915年（大正4年）の創立以来、「柔しく剛く」（やさしくつよく）を学園訓として定め、一貫して徳育と知育をめざした全人教育を建学の理念としています。これは、人間教育をめざす安田学園の教育精神を端的な言葉で表現したものです。人が人として生きていくために大切な「やさしさ」と「つよさ」をともに育てたいというこの教育精神は、世の中の変動にも流されることなく、大正、昭和、平成と三つの時代を生き抜いてまいりました。
広島技芸女学校に始まるその歴史は、原爆の被害とその後の混乱の時代を乗り越え、現在では幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院までを有する総合学園として発展するに至りました。
創立者 安田リヨウの「幼児教育から最高水準の教育までを一貫して行える総合学園に育てていきたい」という願いは、真の人間教育を実践したいという理想を実現するためなのです。その精神と連綿と続く伝統を受け継ぎながら、更なる飛躍を果たすべく、安田学園は、新たなる一歩を踏み出していきます。