成城学園成城大学／成城学園中学校高等学校／成城学園初等学校／成城幼稚園

創立年月日	1917年5月5日	所在地	東京都
校種	幼稚園／小学校／中学校／高等学校／大学

幼稚園から大学・大学院までを擁する総合学園で、園児から大学生までが一つのキャンパスで過ごしています。キャンパスは世田谷区成城の都心にほど近い閑静な住宅街の中にあります。新宿から急行で約15分、駅から徒歩数分という通学に適した好立地にありながら、毎日、四季折々に変化する自然に触れて成長できる、恵まれた教育環境です。

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成城学園創立者澤柳政太郎が大切にしていた言葉の一つが自分の信じる道を自分で開いていくという「独立独行」。成城学園は今でも学生・生徒らが自主的に企画・運営する学校行事やイベントが多く、子どもたちの自主性を尊重しています。
また、成城学園の児童や生徒は「生き生きしている」と評されることが多くあります。創立時に掲げられた教育方針の一つ「個性尊重の教育」は、今日まで連綿と受け継がれています。

学校基本情報

学校法人名: セイジョウガクエン成城学園

学校名: セイジョウダイガク／セイジョウガクエンチュウガッコウコウトウガッコウ／セイジョウガクエンショトウガッコウ／セイジョウヨウチエン成城大学／成城学園中学校高等学校／成城学園初等学校／成城幼稚園

校種: 幼稚園／小学校／中学校／高等学校／大学

建学の精神: 成城学園創立者澤柳政太郎は、文部次官や東北・京都帝国大学総長などを歴任し、文部官僚として近代日本の教育制度の確立に大きな貢献をしました。しかし、公教育に限界を感じ、退官後「本当の教育」を目指して、1917（大正６）年私立の小学校を作りました。これが成城学園の始まりです。
澤柳政太郎は、「所求第一義」（求むるところ第一義）を生涯の志としていました。
「第一義」とは本来、本当のもの、一番大切なもの、根本にあるものをいい、「常に究極の真理、至高の境地を求めよ」ということです。

建学の精神の説明: 「人生は真善美を理想とすると言われるが、学校は真理行われ道徳が通りまた美的の所でありたい。」1926（大正15）年、成城高等学校（旧制）の第一回入学式において創立者澤柳政太郎が訓示の初めに述べた言葉です。真・善・美の理想が実現する社会、それがすなわち学校だという高い志を表しています。真理と道徳を重んじ、表裏なく気高く、しかも柔和な学生の育つ学校を目指しました。学校を理想の小社会としてとらえた澤柳は、「ウソイツワリ」を強くしりぞけ、品格のある生活の実現を求めました。

教育方針: 創立者澤柳政太郎は、人それぞれの備えている内在的な「天分」を伸ばし、個性の花を開かせることを教育の理想としました。それを実現するために、成城小学校の設立に際しては「個性尊重の教育」「自然と親しむ教育」「心情の教育」「科学的研究を基とする教育」の四つの綱領を掲げました。そして、児童・生徒・学生には自学自習・自治自律を学びの基本的姿勢として求め、また、教師は教育者であり同時に研究者たるべしという考えのもと、実際に即した教授法の研究を推進しました。
澤柳は、正直、真面目という道徳を身につけ、個人の「天分」を熱心かつ旺盛に伸ばした結果、知性・心情ゆたかで意志強固な「独立独行」の社会人になることを願いました。自分の信じる道を、自分で開いて往く、この青年の「独立独行」こそ、次なる社会を開く力であると信じました。
フェイアプレイの精神を持ち、美的生活を心がける「教養ある紳士淑女」になることと同時に、変わりゆく世界の中で「独創力」を持った奮起する人間となることをさらに期待しました。