真宗大谷学園 大谷中学・高等学校
創立年月日 | 1875年10月1日 | 所在地 | 京都府 |
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校種 | 中学校/高等学校 |
2019年 高校 バタビアコース グローバルクラス誕生。 「自己の確立」を目指しながら、活躍の場を広やかな世界に求めていく人をサポートし、共に歩んでいくためのグローバルクラス。
明治8年(1875年)、東本願寺によって下京区内に京都府下小教校として開校され、明治21年には京都府の要請で尋常中学校を併合。明治26年、京都府尋常中学校を京都府に返還した際に小教校の名称を大谷尋常中学校と改称し、翌年、東山区の現在地に学校を建設した。大正12年の中学校令で旧制大谷中学校となり、昭和22年の学校教育法の成立で新制大谷中学校が発足し、翌年には新制大谷高等学校も発足した。戦後長らく社会・経済が混乱し、日本の教育界も混乱した。昭和35年、大谷中学校は米国のバタビア市の教授法(複数の教員が教室に入る)を参考にしたバタビアシステム教育を日本で初めて導入し、社会に大きな話題を提供した。バタビアシステムの効果を確かめた大谷高等学校は、昭和38年、高校普通科の中にバタビアコースを開設し、バタビアコースは6ヵ年一貫コースとなった。
平成2年から始まった総合計画の結果、大谷中学校は平成9年、中学1年生より男女共学を開始し、平成12年からは高校部も男女共学とした。さらに平成19年度からはバタビアコースをさらに発展させるためにコースを2分化、マスタークラスとコアクラスを発足させ、平成22年からは中学校もマスターJrクラスとコアJrクラスをスタートさせた。
平成2年から始まった総合計画の結果、大谷中学校は平成9年、中学1年生より男女共学を開始し、平成12年からは高校部も男女共学とした。さらに平成19年度からはバタビアコースをさらに発展させるためにコースを2分化、マスタークラスとコアクラスを発足させ、平成22年からは中学校もマスターJrクラスとコアJrクラスをスタートさせた。
- 学校法人名
- シンシュウオオタニガクエン真宗大谷学園
- 学校名
- オオタニチュウガク・コウトウガッコウ大谷中学・高等学校
- 校種
- 中学校/高等学校
- 建学の精神
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樹 心 ~人と成る~ TO BE HUMAN
樹心とは親鸞聖人が著された「教行信証」の「慶哉。樹心弘誓仏地(慶ばしいかな、心の弘誓の仏地に樹て)」より引かれた言葉です。初代校長、清沢満之先生は自ら結成された学生の会を樹心会と名付けられました。大谷の講堂は樹心閣とよばれています。
- 建学の精神の説明
- 「今 、ここ」が安心していられる「時間・空間」となる。それが「樹心(=心を樹てる)」ということ。「本願」いのちを大切にする 「今、生きているわたし」が大切に思えるとき、いのちは輝き、優しくたくましくなります。「聞 法」自分を発見する だれとも比較しなくてもよい新しい自分を発見することで、生きる勇気がわいてきます。「同朋」友と共に歩む 閉じた心を開き、わかり合おうとつとめるとき、友の鼓動が聞こえ、人の痛みがわかります。「精進」本気でやりとげる 失敗をおそれず、自分をごまかすことなく本気になれば、世界が変わります。
- 教育方針
- 「人間としての成長と、学力の伸長を、ゆきとどいた教育でサポート(支援)する。」まず、「人間としての成長」とは、教育理念に掲げられてい「人となる」ということを実現することである。そのために、ひとりひとりが熱意をもって何事にも挑戦し、自ら興味・関心を持って主体的に取り組み、精一杯やりぬくことである。また、他者とのかかわりにおいて、自分の立ち位置を知り、他人への思いやりや国際的な視野を持つことである。そして、自分自身について、自己を理解し、今後の人生に自信を持ち、生きる意味を考えることができるようになることである。次に、「学力の伸長」とは、基礎的な知識・技術はもちろん、情報・技術を活用する力や、目標に向かって計画し行動に移す力、社会に貢献する力を身に付けることである。それをどのように「サポート(支援)する」かについて、まず、ひとりひとりの目線に立って、それぞれにあった見守りをし、こうしなさい、ああしなさいではなく、こうしたらよいのではないか、こんな方法もあるよと生徒の立場を尊重して、様々なサポート(支援)をする。そして様々な可能性を提示し、知識の詰め込みだけでなく興味・関心を持ち、自ら学びたいという気持ちを持たせる。また、諦めない心を育てられるように、失敗しても寄り添って、できるようになるまで支え続け、できないことを一緒に考え、途中で諦める習慣をつけないようにし、自分の成長を実感できるようにする。学習面以外にも課外活動に積極的に参加させ、自分や周囲とのつながりを感じつつ学ぶことができるような環境を整え、主体的に取り組むようにさせる。生徒とかかわりを持つ私たち(教職員)はサポーターであり、保護者や地域とも連携してサポート(支援)する。以上のようなことを教職員で共有し、生徒と関わりながら共に成長できるような学校であり続けたいと考えている。
- 理事長名
- 木越 渉
- 校長名
- 乾 文雄
- 所在地
-
〒605-0965
京都府京都市東山区今熊野池田町12
- 地図
-
- 電話番号
- 075-541-1312
- FAX番号
- 075-541-7627
- メールアドレス
- saiyo@otani.ed.jp
- 学校HP URL
-
https://www.otani.ed.jp/
- 学校種別
- 共学校
- 生徒数
- 1819 人
- 教職員数
- 226 人
- 平均年齢
- 44歳(フルタイム教員のみ)
- 学科
- 普通科
- コース
-
中学 マスターJr、 コアJr
高校 バタビアコース マスタークラス、グローバルクラス、コアクラス、
インテグラルコース
- 主な進学実績
-
2025年度 京都大学・大阪公立大学・東京外国語大学など国公立合格92名 慶応義塾大学・早稲田大学・上智大学・同志社大学・関西大学・関西学院大学・立命館大学など私立大学も多数合格
- 主な部活動実績
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サッカー部 令和6年度全国高等学校総合体育大会(サッカー競技)京都府予選 準優勝
女子ハンドボール部 第67回京都府高等学校新人大会 優勝
軽音楽部 第11回全国高等学校軽音楽コンテスト奨励賞(第4位)
競技かるた部 第48回全国高等学校総合文化祭 清流の国ぎふ総文2024 準優勝
水球部 第78回近畿高等学校選手権大会 出場
ホッケー部 令和6年度全国高等学校総合体育大会ホッケー競技京都府予選会 優勝