難関中学合格も目立つ本校は、中学受験とその先を見据えた「生涯学び続けるチカラ」を育むため、次の3つの柱を立てた教育を行っています。

1）問題解決学習
2）グローバル教育
3）聖徳オリジナルカリキュラム

本校では「問題解決学習」の学習プロセスを「QOARサイクル」と名付けています。
QはQuestion（問い）、OはOutlook（見通し）、AはAction（活動）、RはReflection（振り返り）のことです。教師と児童による対話から「問い」を立て、解決するための「見通し」を持ち、話し合いなどの「活動」を経て答えを導き出し、最後に「振り返り」によって新たな疑問に気づくプロセスです。思考力が鍛えられたり、表現力が豊かになるなどのメリットがあります。また、問題解決の過程で多様な考えを知ることは、「多様性を尊重する」SDGsの考え方にも通じます。
聖徳の「グローバル教育」では、1年生から始まる英語の授業を中心に、日本文化への理解を深めて世界に発信する力や、持続可能な社会の実現に向けて取り組む力など、世界でリーダーシップを発揮するための総合力を育てています。
「聖徳オリジナルカリキュラム」は「小笠原流礼法」「明和班活動」「会食（かいしょく）」等から成ります。「小笠原流礼法」では人を大切に思い、自分を律する心を育みます。異学年グループ「明和班」では、兄弟姉妹のような関係の中で、助け合いの精神や思いやりの心を育てます。「会食」は、聖徳大学人間栄養学部の教員が献立を作成したもので、有田焼の食器でいただきます。管理栄養士による「食育」を通じて、賢く食べる意識づけにも取り組んでいます。