福島成蹊学園 福島成蹊中学校・高等学校

創立年月日 1913年6月16日 所在地 福島県
校種 中学校/高等学校

思いやりと感謝の心に裏打ちされたバランスの取れた人間づくりを目指し、自ら学び、自ら考える「生きる力」を育成する。

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 本校は大正2年に福島市の有識者により、“良妻賢母”の育成を旨として子女を教育する私立の女学校として創設されました。校訓は【 桃李不言下自成蹊 】、出自は中国の司馬遷著『史記』の一節、後ろから二文字が校名になっています。 以来、約90年に及ぶ「福島成蹊女学校」から「福島成蹊女子高等学校」の女子校時代を経、平成16年から共学化、21年からは“次代を担える人材の育成”を具現化すべく首都圏型中高一貫教育の為の中学校を併設する等、時代のニーズに柔軟に対応を図り100年を迎えるに至っております。

 福島成蹊高等学校は校訓に根ざした私立中学校・高等学校だから出来る柔軟で一貫性のある教育方針と教育内容を展開し、中学校に於いてはリーダーとしての人間的魅力を育む為の諸行事と、6年後の難関大学の受験を見据え綿密に練られたカリキュラムと質の高い授業を実施しております。
 また、高等学校では志望進路の実現を具体的な目標に掲げ、「普通」・「特進」の二つのコースを設置しております。 両コースとも基本的には学業成績の向上を目指す教科指導と、自己理解を深め将来の職業や人生観を育む数々の進路指導の両立を図っています。

 本校は心と体のバランスの取れた人間作りを目指し、人間性や社会性、自ら学び、自ら考える力など「生きる力」を育成しています。 また、将来は社会のリーダーとして活躍すべく“夢と気概”を持って努力し、自己実現出来る人格の形成を目指しています。
教育戦略

校長方針
 “西高東低”と言っても典型的な冬の気圧配置のことでは無い。我が国の大学進学率の事実に基づく地域毎の傾向の事で、本校のある福島県を含む東北6県の進学率は関東以西の地域と比較し低迷を続けているのが現状である。本来人間の学習に対する基本的能力に差などあるべくもなく、義務教育課程で秋田県等は常に全国上位の成績を上げている事を思うと、高校出口での競争力の低さは深刻な問題だと思う。福島成蹊学園はこの現状の打破に向け、“一矢報いるべく”全学を挙げて取り組んでいる。学歴社会云々と言う事を掲げるまでもないのであるが、“ひとの学力”はその後に学ぶ全ての土台になるので、魅力ある人材の育成を望むなら、それから目を背ける事は出来ない。広く物事を捉えるまでも無く、地域の活性化に不可欠なのはその地域に根差した人材の育成なので、自ずと地域の耳目、期待は教育に集まるのだと思う。

教育戦略
本校が目指している教育の具現化を達成すべく、以下に掲げた6項目を重点的に取り組んでいる。
○『首都圏型中高一貫教育』。(※ H21年度から実施。眼目としては・・・東京大学・国公立医学部等への現役合格)
○現行の特進の強化。(大学の合格者数を増やす・・・学校全体の方向性の明確化)
○普通コースの充実。(一般受験の合格実績の充実・・・「普通国公立コース」の設置)
○広報活動の充実。(ありのままの本校を知って貰う・・・本校の教育の発信)
  「広報季刊紙の発行」・「ホームページ」の充実・その他
○生徒募集活動の充実。(経営情報委員会の活性化)
  広報エリアの拡大・その他
○教員採用の充実(※※ 最重要・早急の課題)
  時期の早期化・求人機会の複数化・募集エリアの広域化・その他

《 教育研修制度の整備 》 ( ※ 重要課題 )
先進校視察・予備校講習の活用・学内研修制度の充実。(事例研修会・学内講演会・他)

求める人物像

 《 本校が求める人材像・教員像 》
誰一人として自分の才能に対し断定的に言える人はいません。人間の能力の殆どはそれまでの努力(取り組み)の結果としてのものであり、後天的なものなのではないでしょうか。
 少子化は子供達が自然の中で“遊び”・“学び”・“気づき”・“考えること”や“感じること”を奪いました。 また、同時に危険回避の名目で自分の可能性を試す機会すら著しく少なくしてしまったのです。
 私達は、本来人間が持っている先天的な逞しさを信じております。この事を前提に福島の豊富な自然の中で、自らに備わっている逞しさに気づく機会を学校行事として多く設けています。 具体的には、中学校:臨海教室・林間教室・尾瀬登山・スキー教室・強歩・高校:登山・等…を実施しております。 また、国際化の流れに即応出来る意識を育むべく、カナダ語学研修旅行や平和学習を旨とした沖縄研修旅行等も実施しております。 生徒にはこのような機会を体験することで、自分の様々な可能性や逞しさに気づいて欲しいと願っています。 私達が求める人材の条件の一つに、このような実体験の意義の理解が出来る“ひと”、生徒と共に一所に参加して戴ける“ひと”を望んでいます。
そして、生徒に対し“自らの教育に掛ける『 夢や気概 』を語れる“ひと”を望んでいます。

 《 教員として備えていてほしいもの 》
(1) 深く幅の広い専門的能力
    常に専門性を深め磨く意識は、そのひとの人間性を高めます。
(2) 能動的に汗を流せる行動力
    常に動いている学校現場に於いて、気がついたら直ちに行動に移さないと間に合わない事が多くあります。
    また、行動することで本意が生徒に伝わる事が多く在る事も理解して下さい。
(3) ハートとマインドを兼ね備えた“こころ”。
    感性と理性のバランスを兼ね備えたこころ。
(4) コミュニケーション力。
    自分の意志をきちんと伝え、相手の意志をくみ取る会話の出来る事が必要です。
(5) 地方文化を理解出来ること。
    地方を愛せることが自ずと土地の子供(生徒)を愛せる事と表裏一体であると思っています。

本校教員の仕事の紹介

英語科 秋元 佑介

英語科 秋元 佑介

 本校に着任し、2年目を迎えました。今年度から学級担任を任されることになり、今まで以上に気合の入る充実した毎日を過ごしています。
 教員になる以前は、会社勤めをしていました。学校と会社では、仕事の内容が異なる部分もありますが、同じ学年を担当している先生や同じ教科の先生方などと協力して、学校運営や行事運営をしていくことなど、会社員時代とは通じる部分も多くあります。その他様々な場面で社会人時代の経験を活かすことができるのもやりがいに繋がっています。
 日々の授業で気をつけていることは、よく発問し、よく生徒に当てる、個人の生徒を誉める時は全体の前で、叱る時は個別に、などです。授業の準備は決して楽ではありませんが、授業時に生徒の目の輝きを見ると大きな喜びを感じることができます。校務分掌では総務部・厚生係りに所属しています。現在の主な仕事は清掃関連です。掃除の時間も生徒と一緒に過ごす大切な時間です。その時間を不自由なく過ごすことができるよう、環境を整えるのが厚生係の仕事であり、このことを強く意識して業務を行なっています。
 日々、生徒たちには、夢や希望を持つ大切さを伝えています。このように指導している以上、自分自身も夢や目標を持ち、生徒に伝え続けなくてはなりません。まだまだ失敗が多く、教師としては半人前ですが、日々生徒の成長とともに、自らも成長できるよう努力を続け、目標を達成したいと思います。

キャリアイメージ

数学科 穴澤 あすか

数学科 穴澤 あすか

福島成蹊中学校・高等学校に着任して3年目になります。集団に数学を教えると言うのは初めての経験であり、1年目は試行錯誤の一年でした。日々生徒と向き合う中で、様々な悩みが生まれます。無意識のうちにその答えを求めてしまう自分がいますが、答えなど無いと感じています。他の先生方に相談したり意見を聞いたりしながら、少しずつ自分の理想に近付けていけるよう努めています。分からないことはそのままにしないよう心掛け、些細なことでも他の先生方に質問しています。教えていただいたことを一つずつ実践し、自分のものにするよう心掛けて来ました。
また、生徒からも様々なことを学びます。時に生徒は、思いもよらないような質問を投げかけてきます。その度に生徒の可能性は本当に無限であると実感させられます。その可能性を引き出し、伸ばすことが自分の役割だと考えています。
分掌では生活部に所属しています。生活指導や服装・頭髪指導を通し、数多くの生徒と接することが出来、非常に勉強になります。どのように説明すれば生徒に理解してもらえるのかを考えながら動くようにしています。
生徒に指導する以上自分自身も夢を持ち、失敗を恐れず努力し続けていきたいと思います。

新任教員の活躍(1)

理科 水谷 朋之

理科 水谷 朋之

<本校の教育>
 私は福島成蹊学園に専任教諭として採用され、3年目になりました。この福島成蹊学園は今年度に100周年を迎える伝統校で、その伝統を背に仕事に打ち込めることに大きな責任とやりがいを感じています。本校は、校訓である「桃李不言下自成蹊」に示しているように徳の高い「人間を大切にする人間」を育成する教育を行っており、地域の信頼も厚い学校です。本校に通う生徒はみな明るく素直であって、私も毎日楽しく仕事をしています。
<仕事のやりがい>
 私が所属している特進コースは課外活動として大学受験に向けた学習指導を行うコースであり、生徒の希望進路の実現に向けてコースを挙げて熱心に指導を行っております。私自身も3学年の担任として生徒の希望進路の実現に向けた指導力を養うべく、仕事の合間に予備校が主催する教員研修セミナーなどに積極的に参加し、指導力の向上に努めています。その甲斐があってか、「先生の授業を受けて理科に興味が持てた」や「来年も先生の授業が受けたい」と生徒に言ってもらえ、大きな喜びを感じるとともに教員という仕事の素晴らしさを改めて確認することができました。
 教員は生徒の成長に関わることができる責任とやりがいのある仕事であると、私は考えています。福島成蹊学園には校訓を体現したような徳の高い温かみのある先生方ばかりで、その先生方と共に仕事をすることで私自身も生徒ともども成長していけると日々感じております。

新任教員の活躍(2)

保健体育科  甚野 弘輝

保健体育科  甚野 弘輝

 現在、私は保健体育の授業、高校二年生の担任、総務部厚生係を担当しています。まず、保健体育の授業に関しては、高校一年生の保健の授業と各学年の体育の授業を担当しています。保健の授業では、生徒が生涯を通じてより身近に保健を感じてもらえるような授業をするべく、日々試行錯誤を繰り返しています。体育では、運動量を確保しつつ生徒のレベルに合った授業展開を心掛けています。 担任としては、朝学習やホームルーム、自習監督など自分にできることを積極的に行いながら、クラスの状況を把握して、生徒がより良い学校生活を送れるようにサポートしています。 総務部厚生係では、主に校内の環境整備、避難訓練の実施に携わり、清掃用具の点検や清掃箇所の分担、避難訓練の企画・運営を行なっています。常に清潔に保たれ、安全で気持ち良い学校作りの基盤であるこの仕事を、責任を持って遂行しています。
 成蹊高校は優秀な進学実績を誇る特進コース、全国大会規模の部活動が多数、活気溢れる普通コースの2つのコースに分かれていて、それぞれの特色がうまく融合しながら、希望進路に向かって学校生活を送れる環境にあります。また、「母校は成蹊と言える誇り」というモットーを軸に、全教員が共通意識を持っています。常に生徒のために、熱意を持って指導されている同じ志の先生方とともに働くことができるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
 生徒が成蹊に来て良かったと心から思えるような高校生活を送れるように、感謝の気持ちを持って日々精進していきたいです。